肝胆膵検査とは、肝臓、胆のう・胆管、膵臓の検査のことです。当院では血液検査・超音波検査(エコー)にて検査を行います。勿論問診も重要です。今まで勤務してきた病院で脂肪肝、肝炎、肝硬変、肝臓癌、胆石、胆嚢炎、胆管炎、膵癌、膵炎、自己免疫性膵炎、膵石等の肝胆膵疾患を数多く経験してきました。
膵臓学会指導医、肝臓学会専門医の資格を持っております。血液検査・超音波検査で肝胆膵疾患の早期発見を行っていきます。しかし、超音波検査では描出が困難な部位もあり、CT・MRI等が必要と判断すれば、総合病院に紹介を致します。
膵臓疾患については学会発表、
論文発表が幾らかございます。
膵がんは全国統計ではがんの中で、肺がん、大腸がん、胃がんについで死因の第4位となっています。わが国の膵癌は近年増加傾向にあり、膵がんの死亡数はこの30年で8倍以上に増加しました。他のがんと比べて、予後は極めて悪く5年生存率は10%以下と言われています。少しでも生存率を良くするためには早期発見・早期治療が必要です。当院では、家族歴、嗜好歴(飲酒・喫煙)、糖尿病・肥満・慢性膵炎・膵嚢胞などのリスクファクターが多い患者様には積極的に血液検査、超音波検査などをお勧めしております。